【2021_02】読書メモ(山口真美『赤ちゃんは世界をどう見ているのか』)
こんばんは、あさほうきです。
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さて、1回目は山口真美『赤ちゃんは世界をどう見ているのか』
◆読もうと思った動機・理由
赤ちゃんの視界は未発達という話を聞き、
どう発達していくのか知りたくなったため。
また、我が子への働きかけ(おもちゃ選びや遊びなど)の参考にしたかった。
◆メモ
・動き(方向)、空間(奥行き)、形、色と順を追って解説。
・赤ちゃんの実験では、不要な要素の削ぎ落としをしていないと信用できる結果が得られない。
そこが難しい。
・赤ちゃんは見慣れないものに注目する、という大前提で実験は組み立てられる。
・私たちは「目」と「脳」で「見」ている。
目に入る画像は、意識にのぼる前に頭の中で補正されるのだ。これを「恒常性」と呼ぶ。
(83ページ)
顔を見る手がかりとしての左右対称性の役割は、生後四ヶ月以降強まるようだ。
(中略)
この結果は、生後四ヶ月での顔認識能力の発達と関連している。
それ以前の赤ちゃんでは、顔の向きが変わると、同じ人物と判断するのが難しいことが知られている。
(118ページ)
◆感想
ざっと読んだところ、
3〜5ヶ月が見え方のターニングポイントのようだ。
今、4ヶ月になる我が子は
目についたものに手を伸ばしたり
その方向に寝返ろうとしたりと自主トレ真っ最中である。
目の発達によって、家の中が、大人たちと同じように見え始めたのだろうか。
目の発達が好奇心をくすぐり、身体能力向上のきっかけとなっているようである。