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麻箒(あさほうき)ここのたのしい一人勉強会

自分が勉強だと思ったものを記録しています  「勉強はたのしい」を伝えつづけたいと思います

【広報】『論語と算盤』なう

0. はじめに

当面、記事タイトルの頭に【○○】をつけて、今回の勉強ジャンルが分かるようにしようと思います。
今回は渋沢栄一翁から派生して思い出したこと、思ったことなど。

  

 

1. 『論語と算盤』

ほっつき歩いて気になった本を適当に抜いていく。
これが図書館のたのしみです。
 
論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

 

 

図書館に行った数日後の予定に『大学』の素読会(前の上司に誘われた)が入っていたこともあり、この本を手に取りました。

読みながら「士魂商才」という言葉にくらくらとしております。
言葉のルーツは道真公の「和魂漢才」。
こういう言葉をさらりと使えるようになりたいものです。

ところで、「『半分社内、半分社外の感覚』が広報担当には必要」と一般に言われております。「士魂商才」風に書きなおせば、「外魂内才」でしょうか。

広報の職に就いて早8ヶ月。
そろそろ新米感覚から少し抜けたいと思っている今日頃。

  

2. 新しいアイディアは既知のものの組み合わせ

ところで、先日煮詰まっていたら、上司に「新しいアイディアは既知のものの組み合わせである」と言われました。だから、よく調べたり噛み砕いたりせねば何も生み出せぬと。
この時、タイトルを教えてもらったがヤングの『アイデアのつくり方』。 

 

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

 

 

表紙に見覚えがあるので、おそらく学生時代に手にとってちらっと読んだきり。もちろん内容はすっかり忘れています。とりあえず楽○でぽちっとお買い物しました。

上司曰く「情報には『特別情報』と『一般情報』がある。社内の声が前者、他社事例やニュースが後者。既知の情報を集める時、この考え方を覚えておくと参考になる」。

 

確かに、盲滅法で情報収集するより断然ラクです。ありがたや。

   

3. 既知のものと出会う

ところで、考えてみれば、世の中のありとあらゆるものが「一般情報」になりえますよね。
ということは、普段からぼんやりとでもアンテナを張って、何かのジャンル(仕事に関係ないことでも)に強くなれば、いつか仕事に活かせる強みになるよね、と今回思った訳です。
脳みその容量は有限、時間も有限、仕事の時間はもっと有限。
でも、人間の興味はおそらく無限。
興味の赴くままに五感をめぐらせたもの全てが、いつか仕事に活かせるかもしれない。広報という立場に立たされると、生きていることが全て勉強になるのだ、と思い知らされます。
 
だって、儒教そのものは、粗利の出し方を教えてくれるものでもないし、広報ツールのアイディアが書いてあるわけでもないし。
それを渋沢翁は、ご自分の哲学にまで昇華されたのですから。
 
だから、私がこうしてブログを書くことも、いつか仕事に活かせるかもしれません。

4. ところで

「渋沢は西洋の個人主義キリスト教、あるいは仏教について自分は無知であると述べ、幼少期から親しんできた儒教に基づきたいとする。」
加地伸行「日本企業の先駆者の汲めど尽きせぬ知恵」 『論語と算盤』まえがき)
 
偉大な渋沢栄一翁にも未知のジャンルがあったんだな、と思えばそれだけでホッとしました。当たり前かもしれないんですけどね、偉大な人と自分に共通点があってホッとしたんです。
 

5. 本日のまとめ

新しいアイディアは既知のものの組み合わせ。
仕事と関係ない場所も、たまたま手に取った本も「既知のもの」だから、いつか新しいアイディアの種になりうる。
 
▼余談:上司が貸してくれました▼

 

コンセプトメイキング 変化の時代の発想法

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