麻箒(あさほうき)ここのたのしい一人勉強会

自分が勉強だと思ったものを記録しています  「勉強はたのしい」を伝えつづけたいと思います

伊丹の俳句カフェで思い出した

俳句カフェ:一句詠む余裕なく…2日限り、高校生が開店 - 毎日新聞を読んで、ふと思った。
つながることは、やはり、たのしい。

何がつながったかと申しますと、まず、以前、同じ毎日新聞の「季語刻々」というコーナーで "レタス齧るもう恋なんかするもんか"(山本たくや)が紹介されておりました。

この句は、第7回鬼貫青春俳句大賞の優秀賞作品の一つなのだそう。

この「鬼貫」とは、"東の芭蕉、西の鬼貫"とも称された江戸時代の俳人上島鬼貫(うえじまおにつら)のこと。
この鬼貫が伊丹の人でした。

鬼貫青春俳句大賞の主催団体を「柿衛文庫」と言います。(「衛」の字は、本当は異体字。)

柿衛(かきもり)とは、岡田利兵衛氏の雅号です。
岡田家は代々伊丹で酒造を営んでいるお家で、利兵衛氏はその家に明治に生まれ、昭和57年に亡くなった方です。

芭蕉や鬼貫の研究者として著作を残され、また政治の世界で伊丹の戦後復興に尽力されました。

柿衛の名前の由来は公益財団法人柿衞文庫 - 柿衞文庫についてでご覧いただけます。

ところで、冒頭の新聞記事では伊丹のどこで開催されたか分からなかったのでぽちぽちググってみました。

「旧石橋家住宅」というところだったそうです。
どうやらこれが柿衛文庫の近くのようなのですな。

と、いうわけで朝からつらつらと「やはりつながることはたのしい」と思った次第です。

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